~日本ラストシーズンの素顔に迫る~
メジャー挑戦を決意した村上宗隆選手。その日本最後のシーズンを長期密着した
番組では、メジャーへの思い、今季にかける覚悟、そして挫折と再起の裏側まで——村上選手の“本音”が詰まった濃い内容となっていました。
ここでは番組内で語られた言葉、NPBでの輝かしい記録、そして村上選手を支える人々の言葉を、ファン目線も交えながらまとめました。

■ 積み上げてきた偉業の数々
<個人タイトル>
新人王(19)
三冠王(22)
首位打者(22)
ホームラン王(21、22、24)
打点王(22、24)
最高出塁率(20、22)
MVP(21、22)
ベストナイン(20〜22、24)
<歴史的記録>
日本球界初5打席連続ホームラン(22)
NPB日本人シーズン最多56本(22)
<主な「史上最年少」記録>
三冠王/通算100・150・200号/シーズン40本・50本/セ・リーグMVP など
■ 心に残るシーンたち
プロ初打席 本塁打(広島戦)
シーズン最終打席での“歴史的一発”56号(DeNA戦)
苦しんだWBCでの準決勝、メキシコ戦サヨナラタイムリー
2025年8月30日「ゴールドリボンナイター」 3打席連続バックスクリーン弾
(ゴールドリボンナイター 小児ガンへの支援と理解を広めるイベント)
ほんの一部ですが、野球ファンだけでなく多くの子どもたちにも強い印象を残した場面ばかりです。
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■ 「打つ、勝つ。それだけ」——覚悟の言葉
村上選手はシーズン前、「チームが勝つには僕らが打たなきゃいけない」と語りました。
実際にホームラン王となった21年、三冠王となった22年は、いずれの年もチームはリーグ優勝。
村上選手の存在がチームの浮沈に直結する重圧と責任を、正面から受け止めているのが伝わります。

■ 予期せぬ長期離脱——焦りと葛藤
故障とは無縁だった村上選手にとって、今季の長期離脱は大きな試練でした。
「早く戻りたい思いが強かった。焦りや、体を過信していたじゃないが、なんとか自分一人で変えられる。そういう思いはあった」と振り返ります。
1打席目で違和感があったにもかかわらず試合に臨み続けた村上選手 試合終盤、打席の途中で自ら交代を申し出て戦列を離れることに・・・
「中途半端に交代することはできなかった」
責任感の強い村上選手にとって苦渋の決断だったと思います
■ 師・青木宣親氏からの言葉
プロ入り後「チーム青木」として共にトレーニングしてきた村上選手。青木氏からもらった数々の言葉から多くを学んだと語ります
「続けていく力と、変化していく勇気」
「自分が自分の一番の理解者にならないといけない」
ケガに向き合い、迷いながらも、また立ち上がる——その基礎にある“青木イズム”
村上選手にとって青木氏の存在はとても大きく、強い尊敬と感謝の思いを持っていることは多くのファンが知るところです
■ WBCで受けた大谷翔平の衝撃
村上選手は率直にこう語ります。
「初めて勝てないと思った」
「すごいと思ってしまう自分が悔しかった」
番組の映像でも、大谷選手のフリー打撃に圧倒された表情が映っていました。
その影響からか、「速い打球を打ちたい」と引っ張りにこだわり、調子を崩したことも明かしています。
そこからの学びは大きく、
「自分のスタイルでやることが正解」
「合うか合わないかを自分で選択することが大事」
と、村上選手は“自分を信じる”姿勢を取り戻しました。
■ 高校時代の原点と恩師の言葉
九州学院時代の監督 坂井宏安氏は村上選手についてこう話していました
「負けず嫌いで、とにかく練習をしていた」
「失敗しても反省してすぐ練習する、叱りやすい子」
「運がいいのではなく、運を“持ってこられる子”」
村上選手自身も「3年間の教えは今でも生きている」と話し、原点への感謝を忘れません。
■ 読書と自己理解
「本は自分の人生の勉強」
本からメンタルの整え方を学びつつ、
「すべてを真に受ける必要はない」
「アドバイスをもらえるようなもの」
と、柔軟なスタンスで話していたのも印象的でした。
■ 後輩への言葉に滲む“経験”
後輩への打撃指導ではこんな言葉をかけていました。
「今のままじゃダメだと感じるなら変わらなきゃ」
「ピンときたら試す。間違ってたら戻せばいい」
「まず自信持つ。いいところ絶対あるから」
これは自身に向けているようにも感じる言葉で、経験から生まれた説得力がありました。
「完璧ってないんですよね。完璧に近づけるために変化して成長することが大切」
■ メジャー挑戦への批判に
「別に、何とも思っていない」
ケガで離脱したことで厳しい声もありましたが、村上選手は揺らぎません。
「僕は僕の人生を歩むし 僕の野球人生は僕が決めることだし」
強い覚悟をもって決断した思いを感じる言葉です。
■ 復帰後の驚異的なペース
復帰戦初打席で今シーズン第1号となるホームランを放った村上選手
その後の55試合で22本という驚きのペースでホームランを量産。
187打席で22本——本塁打王となった佐藤選手は537打席で40本 2位の森下選手は549打席で23本 チーム状況もあり単純な比較はできないところですが、驚異的な数字だったことに間違いはありません
「ここからだからね」
最高の形で再スタートを切った村上選手の表情に不安はもうありませんでした
「失敗は全部経験と捉えている。この先まだまだ長い人生がある。そこで変えられることはたくさんあるので失敗を失敗のままで終わらせない」
■ 指揮官からのエール
シーズン最終戦 ファンへの挨拶の中で高津監督はこう言葉をかけました。
「あなたは常にスワローズの代表です。来年どこでどんなプレーをしても、スワローズファンがあたたかく応援してくれる一年にしてください」
うなずく村上選手の表情は、決意に満ちていました。
■ 山田哲人の優しい本音
チームではそれぞれキャプテン副キャプテン プライベートでも仲の良いことで知られる山田選手からはこのような言葉が
「挑戦したからといって必ずいい結果になるとは限らない。でも恐れず、気負わず、楽しんでほしい」
村上選手も「嬉しいですね」と笑顔。
2人の絆を感じる場面でした。
■ メジャーへの“覚悟”
「すべて日本に置いていく」
今まで積み上げてきたものもあるがメジャーではゼロからのスタートだと語り、
「環境も食事もわからない。不安はある。でも乗り越える自信はある」
「諦めずにもがく準備もできている」
と、自身の本音もさらけ出していました。
25歳という年齢を、「今しかない」と語る村上選手。
「行けるチャンスがあるのなら行くというのは僕の中で決めていたこと」
「もっとすごい選手のいる世界を僕は知らないので知りたい」
数々の記録を作りながらも常に向上心を持ち真正面から挑もうとしている姿に胸が熱くなりました
■ 最後に
番組の最後 絵馬にこう記しました
「新人王 2025 10.19 村上宗隆」
新たなステージへ挑む村上宗隆選手。
これからまた新たに始まる村上選手の野球人生を思い切り楽しんでほしいと心から願います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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