NHK BS番組「だから、挑む〜野球 村上宗隆」のワンシーン
NHK BSで放送された番組
「だから、挑む 〜野球 村上宗隆」。
その中で、ひとつ印象に残るシーンがありました。
それが――
移動中の車内で、本を手にしていた場面です。
それは“自分と向き合っている時間”のようにも見えました。
「結構本は読んでいる」と話す村上選手。
正直、少し意外でした。
村上宗隆選手といえば、ホームランを量産する“豪快な4番”。

4番としてチームを牽引してきた村上選手
あの打席の迫力からは、
「読書」というイメージはあまり結びつかなかったんです。
でも実際は、一流と言われる多くのアスリートと同じく
村上選手も「読書」を取り入れていました。
ここに、村上宗隆という選手の“内側”が見えてくる気がしました。
村上宗隆が読んでいた2冊の本とは?
この番組内で村上宗隆選手が手にしていた本は、
この2冊でした。
| 『無(最高の状態)』 | (鈴木祐) | ![]() |
| 『放っておく力』 | (枡野俊明) | ![]() |
どちらも共通しているのは、
“心の状態を整える”ことにフォーカスした本です。
筋トレや技術論ではなく、
“メンタル”に向き合う本を選んでいる。
ここに、村上選手らしさが出ていると感じました。
『無(最高の状態)』では、
感情を無理に消すのではなく、受け入れることで次につなげる
という考え方が語られています。
実際に番組内でも、
「緊張していると感じたら受け入れることで次の発想が生まれる」
という趣旨の話をしていました。
そして『放っておく力』は、余計なことに反応しないという考え方。
「いちいち気にしない。 反応しない。 関わらない。」
プレッシャーや周囲の声に振り回されず、
本当に必要なことだけに集中する。
メジャー挑戦に関しての厳しい声にも
村上選手は「気にしていない」と答えていました。
村上選手が、この2冊を読んでいると知ったときに思いました。
「村上選手はちゃんと“自分の中”を整えている人だ」
豪快なホームランの裏側には、こういう静かな積み重ねがある。
そう感じさせられた2冊です。
なぜ読書を始めたのか?「自分を知る」という視点
村上宗隆選手が読書を始めた理由。
それは――
「自分を知るため」だったそうです。
この言葉、かなり印象に残りました。
プロの世界は結果がすべて。
打てば称賛され、打てなければ一気に批判も増える。
特に4番打者であれば、その重圧は想像以上です。

チームの4番として常に結果を求められてきた村上宗隆選手
そんな中で、
自分の状態を理解していないとどうなるか。
迷いが出る。思い切り振れなくなる。
だからこそ、
「なぜ迷いが出ているのか」
こういった内面と向き合う必要がある。
その手段のひとつが、読書だったのだと思います。
印象的だったのが、「緊張を受け入れる」という考え方。
普通は消そうとしますよね。
でも村上選手は違う。
認めて、受け入れて、そこから次のプレーにつなげる。
これって簡単そうで、かなり難しい。
でもだからこそ、
あの“ブレない打席”につながっているのだと思います。
村上宗隆はなぜ強いのか?読書から見えた強さの正体
村上宗隆選手の強さ。
数字以上にすごいと感じるのは、
「常に前を向く姿勢」と「気持ちの強さ」です。

苦しいときでも逃げずに前を向く姿が印象的です
打てない時期でも、怪我に苦しんだときでも
もがきながらも前向く。
様々無厳しい声や、プレッシャーの中でも
潰れない強さ。
その理由は――
自分の状態を理解しているから。
『無(最高の状態)』で語られる
“感情を受け入れる”という考え方。
『放っておく力』で語られる
“余計なものを手放す”という考え方。
この2つが合わさると、
という状態になります。
これ、打席では最強です。
前の打席の結果を引きずらない。
周囲の声に左右されない。
だから毎回、フラットな状態で打席に立てる。
個人的に好きなのが、
村上選手の打席に入る前の“あの間”。
あれ、ただのルーティンではなくて、
自分を整える時間に見えるんですよね。
もし雑念が残っていたら、あのスイングはできない。
でも村上選手は、迷いなく振り切る。
つまり、
「ノイズが消えた状態」で打席に入っている
ということ。
そしてもう一つ。
村上選手は“修正力”が早い。
同じ投手にやられても、次の打席では対応してくる。
これも、必要なことに集中している証拠です。
村上宗隆の強さは――
「自分をどう扱うかを理解している」
ということ。
そして自分を深く知ろうとする姿に加え、
強い覚悟も見えました。
「自分の人生は自分決めること」
そうはっきりと言い切っていた村上選手。

「僕は僕の野球人生を歩く」と話していました
本を読むことで自己理解を深め、
周囲に惑わされない、強い心を育てている。
「読書」
それは心のトレーニングの一つなのではないでしょうか。
村上宗隆選手の愛読書に関するよくあるご質問
『無(最高の状態)』と『放っておく力』の2冊です。
移動時間などを使って自然に取り入れている様子が見られます。
「結構本は読んでいる」と番組内でも話していました。
メンタルの安定が結果に直結するため、
思考を整える手段として重要だと考えられます。
プロ野球選手に限らず多くのアスリートが本を読んでいることが知られています。
感情の扱い方や集中力に影響するため、
結果に大きく関わっていると感じます。
読書は知識を得るためだけではなく、
気分転換やリラックスできる習慣でもあります。
メンタル強化には様々あります。
番組内で村上選手が読んでいた本は
「自分の状態を知ること。
そして受け入れ、不要なものを手放すこと」
といった、メンタルを強くするためのヒントが
書かれています。
さいごに
村上宗隆選手が読んでいた2冊の本。
それは単なる読書ではなく、
自分を整えるための時間なのだと感じました。
豪快なホームランの裏側にある、静かで繊細な積み重ね。
それを知ると、
打席に向かう村上選手の見方が少し変わります。




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